2017年6月30日金曜日

概略コース

 
2017年5月30日成田出発
2017年6月20日成田帰国





1) チューリッヒからジュネーブまで電車で移動、ジュネーブを出発点とする。
  途中の山岳地帯は電車でバイパス

2) ジュネーブから時計回りにレマン湖北岸の自転車道NO1を走る。ローザンヌからMittelland RouteコースNO5に入りチューリッヒ近郊まで行く。アーレ川沿いに北東に進路を変え複雑に入り組んだドイツとスイスの国境地帯を通りSchaffhausen、Stein am Rheinなどの古都を観光

3)ボーデン湖でRhine Routeに合流しNO2の自転車道でライン川をさかのぼりChurまで走行。

4)Churからは足休めにSt Moriz経由でイタリアのTiranoまで電車で観光。Tiranoから帰りは上り坂は電車に乗り、下りは自転車で走る。

5)Andermattなどのアルプスの分水嶺部分を中心としたライン川源流部、ローヌ川源流部上りは電車で下りは自転車を使い往復。ローヌ川のOberwaldからBrig手前までの60km位の山腹のトラバースはスイスらしい景色の中を気持ちよく走れた。ここの部分は気に入ったので2度も走ってしまった。
6)グリンでrワルトに移動しここで1日休息しハイキング
7)チューリッヒに向け電車と自転車を乗り継ぐ

合計 約1150km
 

5月30日 自宅からZurich

 自宅を朝5時に出て成田空港に向かう。スカンジナビア航空でまずコペンハーゲンに行き、乗り換えチューリッヒ着
 

 


 チューリッヒ空港では宿泊するホテルの送迎の車が数十分おきに配車されているのでその車でホテルにチェックイン
自転車の積み込みも全く問題ない大きな荷車を後ろに連結している送迎車だった。

 ホテルの自室で自転車を組み立てていて、サドルのシャフトと本体フレームを固定するボルトがなくなっていることが判明した。これでは自転車はまともに乗れない。
自転車店を探し、明日まず自転車店に行くことにする。
梱包箱はホテルに帰国前日まで預ける。

ホテル Holiday Inn Express  142CHF

翌日に進む                                       ホームに戻る

5月31日 ZurichからGeneveを経てRolle

 朝チューリッヒ駅の方に向かいながらそろりそろり自転車に乗ってiPhoneで目星をつけ自転車店を探す。
見つけたところは自転車店ではなかったが、とりあえずの応急処置をしてもらう。
 





チューリッヒ駅から電車でジュネーブに移動



ジュネーブに着いて湖沿いを走り始める。


道路工事中
日本とはちょっと違う。



この日はジュネーブから走行40km弱でRolleというレマン湖畔の町のTourist Informationで宿を紹介してもらう。
全くの民家の模様(フランスを旅行した時によく出てきたChambres d'hotesというらしい。そういえばスイスの3つの主要な言語圏のうちここいらはフランス語圏だ。)
チェックインの時いくら呼び鈴を押しても出てこない。留守の模様。近くの友人みたいな人に電話をしてもらい、鍵を受け取り中に入る。
チェックアウトの時も家主が外出しいないくて、どうなっちゃているの?という状態。
とりあえず朝ごはんの調達に買い物に出かけ食事をし、近くの自転車店が開くのを待って出かける。
サドルを修理してもらい、サイクルコンピュータも紛失してしまったので、新しいのを購入。
修理が終わり宿に帰ってきてもまだ誰もいない。!!
結局宿泊代とメモ書きを部屋に置き、鍵は新聞受け口みたいなところに放り込んで外に出て走り始めたら、女主人はフランスパンを抱えて犬を連れて帰ってきた。
家そのものはアンティーク調で、自由に使えてよかったんだけど。

Chambres d'hotes J.Breit    70CHF

本日の走行距離 約50km

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6月1日 RolleからYverdon

 8:30出発の支度をする。今日は曇り。人が誰もいないので支払いができない。とりあえず近所の店で食べ物を買ってきて食べる。その後自転車店が開くのを待って自転車の修理を依頼する。SPEEDメータも紛失してしまったので新しいのを購入。
家人がいないので宿泊代とメモ書きを残し外に出たら、家人はフランスパンを抱え、犬と一緒に帰ってきた。






昨晩泊まった民家
アンティークがあちこちに飾られていていい部屋だった。


レマン湖畔



夕方イベルドン(Yverdon)という湖のほとりの町に到着
Tourlist Informationで安い宿と指定したら、行ってみるとドミトリーだった。
寝るところは2段ベッド2つの部屋を一人で占有
シャワートイレ共用だが、タオルがないのが問題。しょうがないのでシーツで体を拭く。
 

そのほかは静かだし緑も多く全く問題なし。
スーパーで買い物をし屋外のテーブルで食事
44スイスフラン

 泊まった所はGite de Passantという所
Giteとは「自炊できる安価な貸別荘」という意味だそうだ。
そういえばフランスを旅行した時よくでてきた。共用で冷蔵庫や台所、談話室などもあり夏はにぎわうのかもしれない。

本日の走行距離 68km

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6月2日 YverdonからBiel

朝7:50出発
 


ルート5番をたどる予定だったが、道標をたびたび見失う。






朝食をとる。






どこかの町の中心広場









後半はずっと田園地帯で道標はおおむねOK
中学生の体育の授業?  コースのところどころに先生や生徒が立っていて誘導している。だらだら走るのではなく、タイムも関係しているようだった。自転車も日本の生徒のようなサドルを極端に低くした非効率な乗り方でなく、正しい乗り方で乗っている。授業で自転車ツーリングをするというのが自転車大国だ。


麦畑

 
湖のほとりで小休止


 
16:00ころホテルチェックイン 
Best WEstern Hotel Continental at Biel
 
本日の走行距離 92km
 
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6月3日 BielからOlten


 





朝出発に先立ってBielの旧市街広場を見学に行く





きょうも平坦な道が続く


屋根の瓦の積み方

どこの町だったか?
ここらへんの町の旧市街の中心広場には大体こんなような像が立っており、そこは水場になっているのだ。















 ホテル Hotel Amaris 117CHS 朝食込み
 
本日の走行距離 83km
 
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6月4日 OltenからWaldshut

朝雨模様だったので、宿でグダグダし、朝食も1時間くらい時間をかけ、結局出発は日が差してきた9時半。
雨上がりで気温が上がらずさわやか。当初予定はチューリッヒ方面にMittellandコース5番ルートを進む予定だったが、気が変わりアーレ川沿い8番ルートを進みライン川に合流することにした。
合流点Koblenzコプレンツという町だけど、同じ名前がドイツの東部にもある。Koblenzまで行ったらドイツ側に入ってみる。
 








Aaaruの町近辺でNorthSouthルート3番とMittellandコース5番が交差する。5,8番コースをたどりKoblenz方面に進む。自転車道が整備されていて、表示看板も国で統一されていることは本当にうらやましい。

日曜日で天気もいいのでこちらの人も林や森の中を散歩したりサイクリングしたりと大勢の人が気持ちのいい春を楽しんでいるようだった。















小高い牧草地帯を抜けて下り坂を快適に下ってきた。この先がT字路になっており、案内板がなくどちらに進むか迷う。左に進路をとったが結局そのうちに正規の道に出たようだ。



ヨーロッパの印象は僕が田舎を走っているからかもしれないけど、とにかく走っている車が少ない。車をあまり見かけない。日本の田舎では民家の駐車場は2台くらい駐車してあるし、軽自動車が走り回っている。
なぜ車が少ないの?
買い物の頻度・・生鮮食品が少ない、チーズバターヨーグルトハムジャム系の種類が非常に多く、まとめ買いなのであまりでかけない。どこの国だったかスーパーに出かけた時、日本では当然の買い物かごがないことがあった。まとめ買いの大きなカートしか見当たらない。

また広い麦畑だったり広大な牧草地なのでちょこまか手入れがいらない?


ライン川を渡りWartshutTiengenという町の目星をつけておいたホテルに到着
ここでかなりのトラブル発生
  チェックインしようとしたが 人がいなくて閉まっている。時間もそんなに早いわけではないし今更ほかのホテルを捜す気もないので、うろうろしてよく見てみると、どうも自販機みたいなのがあり自動でチェックインするみたいだ。クレジット番号などを入力し格闘すること20分ようやくカードタイプのキーが出てきた。
  このキーで中に入り部屋に携帯、キーカードを置きついでに自転車も部屋に入れてしまおうとしていたらドアが閉まってしまった。携帯にキーカード再発行の為の情報を念のためメモしておいたが部屋の中にキーカードと一緒に閉じ込めてしまった。これで建物から出れば完全にロックアウトされてしまう。ホテルの入り口のドアに自転車を挟んで閉まらないようにし、通行人にジェスチャーで助けを求めた。
結局、管理人に電話が通じ、中東系の女性が来てくれた。普段はいるが日曜日はフロントがいないらしい。


夕方中国人がやっている中華レストランに行く。麻婆豆腐、とチャーハンを注文
食べない方がよかったくらいまずかった。ビールとワインで流し込む。それでもドイツ人の家族が夕食に来ていた。
これでいいのだろうか?
その後口直しにどこか食料を売っているとこはないか探したが日曜日は開いていない。

ホテル Hotel Mezzero 54ユーロ朝食付き


本日の走行距離 68km
 
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6月5日 WaltshutからKonstanz

朝、8:00に起きる。
9:00出発 終日気温が上がらずドイツとスイスの国境地帯を両国を出た入ったりしながら気持ちよく走行




きょうは77番ルートを進み,まずSchafthausenに行く

田園地帯が多かった。


どこかの町の中心広場の水場


スイスの至る所にある水場、町の中心にあることが多い。



Schffhausenの手前でライン川、唯一の滝を見学


SchffhausenでユーロVEROの6番、スイスではRhine Route2番に相当する道に合流



Schafhausenの町の水場の像
動物の革製と思われる上下を着て西洋弓を持つ。



Schafhausenの町の壁画のある家
ライン川に滝があるため船で運んできた荷物を降ろして積み替えなければならない。その中継地として繁栄した町だという。


ライン川


昼食はBURSTとビール、付け合わせに大体出てくるパン


ライン川が流れ出るウンター湖畔のStein am Rhein、この街も歴史がある古都らしい


Stein am Rheinの旧市街、やはり壁画が美しい





ヨーロッパは街灯に付いていたり、この写真は街灯ではないようだけど、こんな昔からある飾りを大切にしてる。












きょうは平坦な道だったがスイスとドイツの国境が入り乱れているところで出たり入ったりしながら
結局ドイツ領コンスタンツのホテルにチェックイン
ホテル Ibis Budget Konstanz   66ユーロ 朝食付き
 
本日の走行距離 97km
 
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